推しは推せる時に推せ

浅く広く(時には深く)、色んな沼に使った人の顛末。

7月にして、2020年がやっと始まった。

お久しぶりです。

前回のブログからだいぶ経ってしまいました。
皆さん生きてますか、どうですか。


私は死んでました。6月までは。
雑食でライトな割に「現場に行くこと」に生きる活力を見出すタイプな私は、ここ数年毎年どころか毎月何かしらのコンサート・ライビュ・ライブ・舞台配信(生配信やアーカイブも含む)でこまめに生きる活力を回復し、どーにかこーにか生きてきたオタクでした。
それが、コロナのおかげで行くはずだったコンサートが軒並み中止になり、仕事もシフトが無慈悲に削られ、すのちゅーぶやらハロステやらを霞を食べるような気持ちでちまちまと摂取しては精神的な健康をギリギリで繋いでおりました。

実際、2月の末にMUCCのライブ(小樽)とハロコン(札幌)を見たのを境にそれ以降の参戦予定は軒並み中止or延期。(3月末スト札幌・スノ横アリ、4月アンジュ札幌・小樽、5月アンジュ仙台)

世の流行りか何なのか、STAYHOMEの流れに乗って無料配信で舞台やコンサートの映像を公開してくれる推しもたいそう居て、その節は精神的健康維持に大変役立ちましたありがとうという気持ちです。(V6兄さんのライブ映像、Rayflowerのライブ映像、アンジュルムライブ配信(しかも新曲発売告知あり)、毎週放送のMUCCの過去映像配信、刀ミュに刀ステ一挙配信.......本当に数え切れないほど色々と拝見しました。)


(まぁまた都心は大変なことになっていますが)シフトも忙しく入るようになり、テレビ番組やYouTubeのリモート収録も当たり前になってきた7月初頭、事件は起こります。



エース・岩本照の帰還。

あえてこう書きます。おかえり。

遊んでもいいけど相手と場所はよーく考えな、なんて小姑みたいなことは言いません。本人が一番わかってるであろうことなので。

今はとにかく音楽の日が楽しみで楽しみでなりません。
9人揃った姿がこんなにも楽しみだなんて。
やっぱ8人じゃダメなんだよなあ。
ハッピーライブの時に私は友人にちびまる子ちゃんの画像を送り付けながら「あたしゃねえ、認めないよ。岩本照の居ないFire Stormなんて麺のないラーメンみたいなもんさ」なんてふざけて言ってたのですが、あながち間違いではありません。
私にとってなんか足りない、なんてもんじゃ済まないんです。大黒柱がなかったらそりゃー、その建物がふにゃんふにゃんに見えることもあるんですよ。(見る時の精神状態にも寄るのはよーく知ってるけど)

私の心臓はまだ生きていると、気づかせてくれて本当に感謝しているよ。




そして我が自担・佐久間さんの誕生日を皮切りに謎の佐久間さんメディア出まくりウィーク(?)(むしろ月間?)が始まり、ついてくのがやっとの反面、今日、もいっこのジャンルでどでかい事件が起きました。








鞘師里保、舞台に帰還。





今日というか今週、YouTubeにて舞台「TRUMP」シリーズの数作品を無料配信する「初めての繭期2020」と題した配信ウィークが設けられており、今日はその最終日、初めて「繭期夜会」というイベントの映像が配信される日でした。
(補足:去年もこの「はじ繭」配信ウィークはあったのですが繭期夜会は配信対象ではありませんでした)
私は2.5次元の最近の推しが出る「SPECTER」という作品の配信日に休みは貰えたものの毎日休む訳にはなかなかいかないので、初めて視聴するという友人とちょくちょく連絡を取りながら様子を見守っておりました。(もちろんちゃんと仕事もしてますよ!)



そしたら配信の最後に新作公演のお知らせですって。



まさかの主演・鞘師里保



言わずと知れた(殆どは松岡茉優女史のおかげなのかもしれない)モーニング娘。のレジェンドエースと呼んでもおかしくない、今のモーニング娘。の礎となったとも言える革命の子。
「TRUMP」シリーズで言うと、モーニング娘。選抜メンバー+スマイレージメンバーで上演したシリーズ2作目・「LILIUM」の主人公・リリーを演じたのが何を隠そうこの鞘師里保ちゃんです。

まさかこのタイミングで来るとは。
令和動き出したな、2020年始まったな、なんて思わず零れますよそりゃあ。
こんなにも時代が動く瞬間、なかなかないですもの。


同じく「LILIUM」でメインキャスト・マリーゴールドを演じためいめい(田村芽実ちゃん)がアンジュルムを卒業後、割と間髪をあけずに「グランギニョル」にキャスティングされたり、めいめい主役の「マリーゴールド」の上演が決まったりしたときもそれはそれは喜ばしく、また素晴らしい内容だったのでいつか鞘師も(そしてハルちゃんも!).......とは思ってはいましたが、じゃあやりましょうと簡単にはならないんですよ彼女は。


だって鞘師は今や海外で活躍するBABYMETALのサポートメンバーとして世界飛び回ってるんですもの!!!!!
ましてや今回がモーニング娘。卒業後初舞台なんですよ。卒業して結構経ってるのに。


これは完全に「末満おじさん、完全にコロナを逆手にとったな(拍手喝采)」となりました。
しかもメンツも歌のうまいどころの騒ぎじゃない顔ぶれ。歌わせる気満々やんけ。
もう期待しかありません。しかも配信までしてくれるなんて最高としか言い様がない。
生きる活力がまた増えました。




ここまで読んでくれたジャニオタの皆さんにはジャンルごちゃまぜでごめんなさいとしか言えませんが、どーにかこーにか私はこんな感じで今も生きてます、という生存報告のようななにかです。


また、そのうちなにかぼやくと思います。
読んでくれたら、嬉しいです。
では。

忘れないうちに書いておく。

今日はSnow Man結成日だそうで、たいそうめでたいなと思う反面、こんなご時世じゃなかなか友人と集まってお祝いだとかも正直出来ないし、なんだか切ない記念日ですね。
(まぁそれでも私は仕事終わりにコンビニかどこかでケーキでも買ってひっそりお祝いすると思います。いや、します。)

本当は声高におめでとうと叫びたいしカラオケ行ってSnow Manの曲(と今までライブでカバーした先輩方の曲)入れまくって納税!!!とかしたいんですよ。みんなもしたいですよね???わかる。

だから、せめて自分の沼落ちの経緯みたいなのを忘れないうちに書いておこうと思います。みんな沼落ちブログ好きでしょ???笑
(筆がとんでもなく遅いせいでこんな変なタイミングです。すいません)
たぶんぽつぽつ備忘録的なものも書くしなんなら他ジャンルも色々書くと思います。よかったら読んでくれると嬉しい。



わたしは気がついたら沼にハマってたタイプなので明確に「この日にファンになりました」というのが無い。(Twitterとか見てると明確に沼落ちした日を覚えてる人がたくさんいて凄いなって心底感心する)
ただ、2018年の12月ということだけははっきり覚えている。
なぜなら、沼に落ちたきっかけの動画の公開されたのがこの時期だからだ。


https://youtu.be/praABWp5R8E


皆さんご存知、「Party!Party!Party!」の俗に言う定点動画。
まずこの動画にたどり着くまでもちょっと時間がかかった。

何を隠そう、今私がジャニオタに戻ったきっかけはSnow ManではなくSixTONESである。(もちろん今も両方すきです)
確か2018年の11月頃、私は長年推しているハロプロのチャンネルにupされた動画を見ようとYouTubeを見ていた。(ハロプロは毎週YouTubeのチャンネルを更新してくれており、PVやらライブ映像やら裏側やら撮って出ししてくれる)
その日もいつも通りハロプロのチャンネルをチェックして、好きな曲のPVを巡回しているところだった。(たぶんJuice=Juiceを見ていた)
その時流れた広告。



そう、「JAPONICA STYLE」のPVである。



私は小学生の頃テレビばっかり見ていて、その頃からなんとなくジャニーズを当たり前にチェックする生活をしていた。(詳しくなくても、何人のグループで、どういう曲調で、〇〇のタイアップで、みたいな程度のチェックではあるが)
それにJフレ→結成前の関ジャニKAT-TUN、とゆるくハマっていた経緯もあるのでそれなりに知識としては追いついているつもりだった。


だがその広告を見て私は焦った。


広告を見た瞬間、すぐさまPVのフルバージョンを見て、「この人たちが次デビューするのか」「でも私はこの人たちを知らない」「どっから出てきたんだこんな歌もダンスもばちぼこに上手い人たち」と焦った。

でもPVを見始めて2周目で樹の存在に気付く。
(KAT-TUNをそこそこ長い間見ていたので樹にまず気付けて良かったと思う)
そしてきょもにも気付いた。
(なんかこの綺麗な人バラエティで見たことあるぞ.......京様のご子息!!!←第一印象)

そして動画の下のチャンネル名が「ジャニーズJr.チャンネル」ということにも気付いた。
そしてチャンネルを登録し、動画リストを見たらまあ、出るわ出るわスキルメンの宝庫。(昔に比べて歌もダンスもめちゃくちゃ上手い人たちばっかりよね.......)(そしてSixTONESがこの時点ではまだデビューが決まってないと聞いて愕然とした。こんなに凄い人達がまだデビュー決まってないだと、と)

勘のいい人ならお気付きかもしれないが、この時点で私は毎日Jr.チャンネルを回すのが日課になり始めていたのだ。誰に勧められたわけでもなく自ら全速力で沼に両足を突っ込んでいるのが今思えばかなりおかしい。
最初はライブ映像とすとちゅーぶばかり見ていたのだが、ある日オススメ欄に偶然上がってきた「Dance Practice」と書いた動画(所謂、定点動画)が目に付いた。ここからは色んなグループの定点動画を片っ端から見るようになった。この時点で時は2018年12月だった。



12月11日(だったと思う)、YTFFにSixTONESが出演し(たまたま仕事の合間を縫って生配信を見ることが出来た)、高いテンションのまま帰宅し、配信後ほどなくしてアップロードされたパフォーマンスの動画を見直してた所で事件は起こる。

オススメ欄の1番上、「新着」の文字と共に並ぶPPPの定点。





再生したが最期だった。





帽子を被った色の白い彼から目が離せなくなり、帽子を取る度に痺れるような衝撃が走り、柔らかい胸郭や肩の動きやしなやかな足さばきに何度も見惚れ、気付けば同じ動画を3時間近くループしていた。


これが、自担・佐久間大介との出会いである。


ここからは早かった。
3日で暫定で上がっている分のすのちゅーぶを見倒し、気に入った動画をループし、年末の8時だJのバックにも自担を探し、「かわいいなあ」「テキパキしてるなぁ」と画面越しに愛でていた。


そこからおよそ2週間、彼らの増員のお知らせを知った。
しかしドドド新規ジャニオタとして舞い戻った私は、ジャニオタである前にハロヲタなので1ミリも動揺はしなかった。
(ハロプロは卒業・加入がめちゃくちゃ多いので気持ちの切り替え方が自然とうまくなります)
むしろ増員=色々なジャンルにおいて“幅”が広がる=幸せも増えると思うタイプのオタクなので「よーし3人のこともたくさん調べてもっと好きになるぞ!」と最初からポジティブでした。
しかし、いろんな人のブログを見ているとやはり色んな気持ちを抱えた人がいて「あぁ、そういう考え方もあるんだな」と思う反面、アンチみたいな方々も当初はよくお見かけしたのでおおっぴらに好きと言えませんでした。(見つかったら命はないと思っていた)


でもやはり生で見たい気持ちはあるし、横アリも歌舞伎のチケもご用意されなかったので、私はある決断をします。


当初、2019年6月中旬にハロプロの推しグループ(アンジュルムといいます)のレジェンドリーダー和田彩花ちゃんの卒コンがあり、遠征を決めていた私は飛行機を取る段階で無茶をすることに決めました。



卒コン(日本武道館)の翌日に三婆(大阪松竹座)。



我ながらよーやったと思います。卒コンで朝から炎天下の中グッズに並んで、セレモニー見てぼろぼろに泣きながら、余韻を引き摺りながら新宿行って夜行バス乗って、体ぎっしぎしになりながら大阪行って、松竹座で康二の足の長さとスタイルの良さに驚き(3列目の花道真横でした)、ゲラゲラ笑わせてもらって美味しい物食べて帰ってきました。今となってはホントに行ってよかったと思える遠征です。感情ジェットコースター過ぎるし全然寝てなかったけど。


おまけに遠征から帰ってきたら怒涛のテレビ出演、雑誌掲載、忘れちゃならないすのちゅーぶ更新。
だから、私の中ではSnow Manは割と最初の頃から9人なんですよね。気がついたらナチュラルに9人だった。
6人の頃の映像も沢山見たはずだけど、やっぱり9人になるべくしてなったんだろうなと思ってるし、少年たちのラウちゃんの言葉じゃないけど、「やめないでね」って、それに尽きる。
減るときが1番キツイんですよ、やっぱ。


何回も他ジャンルの話挟んでごめんなさいなんですけど、私がハロプロで1番推しているグループのアンジュルム、ここ1年で5人卒業発表(のちに卒業)、3人増員、そして今1人活休中なんです。そしてまた増えます(たぶん)。ここ1年ですよ。こんなの前代未聞なんです。モーニング娘。ちゃんたちでもこんなハイペースな入れ替わりなかったんですよ。もう気持ちがついていってないんです正直。コロナで1人卒業を延期してはくれましたが、こんな状態じゃみんな活動どころじゃないですし。
それにハロプロの女の子たちは20歳を過ぎると将来の事について改めて考え始める子がぐんと増えます(=卒業も増えます。)もしかしたら他の女の子アイドルちゃんたちもそうなのかもしれません。
それに比べてジャニーズは他のアイドルに比べて息が長く(といっても昨今の動きを見てるとだんだんそうじゃなくなってくるのかもしれないが)、脱退も加入もあまりないです。これは幸せなことだと思ってます。(たまにぶっ飛んだ組閣はあったけど)だからこそ、推せる時に推そう、全力で応援しようと今は思っています。

スノちゃんたちは、優しい人たちだから、ファンひとりひとりも強く在って、支えてあげたいなって。(まぁこれは全ジャンルの推しに言えることかもしれないですね)

みんなで笑って推し活出来る日が来ますように。

(横アリ当たってたのに、行きたかったなあ。)


改めて、8周年、おめでとう。